後悔した人の失敗例から学ぶ!建売住宅の購入で気をつけておくべきポイントのまとめ!

このサイトでは建売住宅を購入したものの、後悔してしまうこともないように失敗例を取り上げながら、対策やポイントを御紹介しています。
実際の日当たりがどうなのかは、図面やモデルハウスを確認するだけでは正確に確認できないことがあります。
日当たりは良すぎても悪すぎても、生活の質を左右するので繰り返して確認することを念頭におき、アクションを意識することが大切です。
入居後の生活をイメージして間取りもチェックしておきます。

後悔した人の失敗例から学ぶ!建売住宅の購入で気をつけておくべきポイントのまとめ!

建売住宅は注文住宅に比較するとリーズナブルな価格で購入できるというのはたしかです。
それほど間取りやデザインなどにこだわりがなく、価格重視のスタンスであればローコストの建売住宅も選択できます。
しかしいざ建売住宅を購入して生活を開始したものの、後悔することが多いのは住宅性能が劣ってしまうということです。
快適な日常生活を維持したいなら、オプションを購入することで対策をとれます。
ところがオプションを多用すると、結局割高になってしまうというのも後悔の元になるわけです。

絶対に守りたい建売住宅購入の注意点

建売住宅を購入することのメリットは、手頃な値段で手に入れることが出来るところに有ります。
手頃な値段といっても決して品質が悪いわけではなくコストパフォーマンスの高い住宅を手に入れられます。
そんな建売住宅ですが知っておくべき注意点もあります。
トータルで見ればお手頃価格になってますが、中にはオプション設定で別料金になっているものもあります。
全てを含んだ価格が提示されていると、確認せずに勘違いしてはいけません。
後から追加料金がかかり予算を超えてしまうことも考えられます。
契約する前に必ず何が含まれていて何が別料金のオプションになっているのかを確認しなければいけません。
決定の際には金額だけではなく、必要なオプションなのかという点も検討しましょう。
必要な人が少ないからこそオプション設定になっている場合もあるので、大きな額の買い物だからといってどんぶり勘定にならないようにしましょう。
総費用を意識していると小さいな額に感じてしまうこともありますが、慎重に選択する必要があります。

建売住宅を購入して後悔する人のありがちな失敗例

建売住宅は、予め間取りやデザインが決まっている状態であり、一般的に使いやすい間取りや仕様で設計されているものが多いのでそれほど不満が出にくいものですが家庭によっての使い勝手は様々です。
実際に住んでみて後悔する方もいらっしゃいます。
建売で後悔する人の失敗例とは、どのようなものがあるのでしょうか。
例えば、コンセントの数が少なかったり、位置が思った場所になかったりなどして、住んでみた時に家のレイアウトを考えると使いにくかったということもあります。
また、物をため込みやすい方や荷物の多い方にとっては収納場所が少ないこと、クローゼットが狭いことに不満を持つ方も少なくありません。
ウォークインクローゼットに扉がない建売住宅もあったりなどして使いにくいと感じられる方もいらっしゃいます。
自宅に置くもの、収納したいものと実際に建売住宅の収納数や広さは内覧時にチェックしておくと良いでしょう。
施工時のコーキングが甘かったり隙間があったりなどといったこともあります。
後になって外壁に影響を及ぼすこともありますので、内装だけでなく、外壁や玄関回りなど細かなところもチェックしておくことをお勧めします。

メリットだけではないデメリットもある建売住宅

予算を抑えて購入できるなどメリットの多い建売住宅のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
建売住宅は、すでに規格が決められた住宅であるため、間取りや広さ、仕様がすべて決められた状態で販売されています。
つまり、後から変更することができません。
キッチンはこだわったアイランドキッチンが良いと希望してもあらかじめ決められた仕様の住宅設備で販売されているので、希望を叶えるにはリフォームが必要になり、リフォームすればそれだけ無駄なコストがかかってしまいます。
また、デザインがすでに決められていますので外壁や屋根の素材を変えたいと言うこともできません。
基本的に建売住宅の外装は似たような外装になることがほとんどですので、個性的な住宅を建てたいといったこだわりのある方には建売住宅は向いていません。
さらには完成した状態で売りに出されていることが多く、基礎や柱などを建築の過程を確認することなく購入しなければならないのもデメリットの一つといえるでしょう。

欠陥ばかりの建売住宅を買わないために活用したい第三者の調査

建売住宅も、購入後にトラブルが発生する可能性を抱えています。
そのため、問題がないか確認する必要があります。
この時、専門的知識を有する第三者に立ち合いを依頼するのが最適です。
建売の品質を確かめるためには、建築構造等に詳しい人物の存在が不可欠と言えます。
素人では見逃してしまう細かい点も、きちんとチェックしてくれます。
第三者検査を行うサービスは提供されており、完成済み物件であればこれで問題がないことがわかってから契約すると良いです。
完成前の物件はそれができませんが、引き渡し時に問題がないかを確認することができますし、問題があれば修補の請求や契約解除をすることができるので、専門家を同伴して内覧会に参加するのが良いでしょう。
時折これを断るような会社もありますが、それは信頼できない会社です。
自信をもって建築する会社では、通常断るようなことはしません。
したがって、事前に確認して断るようであればその会社は利用しない方が良いでしょう。

建売住宅で重要な収納スペースの面積

現在では建売住宅であってもお洒落な外観の住宅も多く、屋内側でも新しい住宅資材や設備機器を完備していることも多いので、安く購入できる建売住宅は人気があります。
購入するには内覧をすることが行われており、この場合は収納スペースにも十分なチェックを入れることは必要です。
古い時代の住宅の場合、各室内には押し入れが完備されており、キッチンだけに床下収納を取り付けていることが多かった背景があります。
新しい建売住宅の場合は玄関のシューズボックスを大きな造作家具で設置をしていたり、各室内には広めの面積のクローゼットが完備されていることは目立ちます。
全てではありませんが、建築会社によってはキッチンだけではなく居室に対しても床下収納を設けている場合もあり、内覧時には全ての面積を確認することで失敗に感じることは無くなります。
収納スペースの面積が多ければ多いほど利便性を感じるものですが、建売住宅の場合はオーダーすることができないので、後は入居後に購入をする収納家具の設置場所を確認することで理想的なマイホームとして生活を送れるのではないでしょうか。

無理なく支払える金額で組みたい建売住宅の住宅ローン

建売住宅を購入する人の多くは、購入資金の調達手段として住宅ローンを利用します。
どのくらいの金額を借りるべきなのかを考えなければいけませんが、借入金額を決める前に知っておくべきことがあります。
それは借りられる金額と余裕をもって返済することが可能な金額は同じではないということです。
お金を貸す側の金融機関は、貸し倒れを防ぐために余裕をもって返済できる程度の金額しか貸し出さないと安易に考えてはいけません。
住宅ローンは金融機関の商品の中で貸し倒れになるリスクの低い商品になります。
その結果比較的審査が通りやすい傾向があり、貸し出し可能な金額は余裕をもって返済できる金額を超えていることも珍しくありません。
買い手のつきやすい建売住宅を担保に取れることも金融機関のリスクを軽減出来る理由になり、完済を見込むことが出来れば審査を通過することも可能になります。
そもそも生活に必要なお金は家庭ごとに差があるので、それぞれの家計を考慮して計画を立てる事が大切です。

快適で安全な暮らしを支える建売住宅の性能

建売住宅の質はあまり高くないので、その分価格が安いといわれていたのは過去の話です。
今では高品質な建売住宅も多くなっていて、デザインも洗練されています。
ただし、材料に関しては大量に仕入れてコストカットをしていますので、グレードの高いものを選んで使用しているというケースはめったにありません。
性能面では耐震性に着目し、建売住宅を選ぶと安心感が高くなります。
耐震性は客観的なデータとしてみることができ、調べてみると非常に優れた耐震性を誇る住宅もつくられているようです。
大きな地震に耐えうる構造になっていて、なおかつ耐熱性に関してもほとんどは問題がありません。
耐熱性を高めることで暮らしやすさが向上して、快適な生活を送ることができます。
安心で安全な住宅を手に入れたいと考える場合でも、このような理由から建売住宅を選ぶことが増えており、実際に購入した人たちの間では満足度が高くなっています。
信頼できる住宅を選ぶためには、きちんとチェックすることも重要です。

必要な要素を付け足せる建売住宅のオプション

建売住宅には、バスやキッチンなどの生活に必要な設備はすべて揃っています。
しかし、自身で対応できるものなどはオプションになっている場合があります。
なにがオプションになっているかは、施工会社によって異なります。
自身で追加するか否かを選ばなければならない主なものは、網戸や物干し金具、カーテンレールやシャッターなどです。
たとえば追加で網戸を設置する場合には、1枚4,000円から6,000円ほどかかります。
網戸はあとから専門業者に依頼するという方法や、自身で網戸を購入するという方法もあります。
建売住宅に設置する設備の追加が多ければ、工事の値引きに応じてくれる施工会社もあります。
住宅ローンに追加分を組み入れることも可能です。
追加工事の1つの目安は、ほかの手段と比較して価格が安くなるかどうかです。
床暖房やコンセントなどは、あとからつけると床材を剥がしたり壁紙を加工したりなどの余分な費用がかかるため追加工事の方が安く設置できます。

建売住宅の暮らしやすさを決める周辺環境

建売住宅の購入を検討している場合、部屋の間取りだけを確認するのではなく、周辺環境のチェックも怠らないようにしましょう。
入居してから周辺環境に気付いても、簡単には環境を変えられないので事前の確認が必要不可欠です。
利便性や地域の環境など、自分が住んでからのライフスタイルの事もよく考えて建売住宅の見学を行うのがポイントです。
近所にスーパーや学校、病院があるのか、その他の公共施設へのアクセスも生活に欠かせない点です。
特に地域の環境は、騒音や街中の雰囲気、治安の把握の為にも、昼間に建売見学を行った後、夜にも足を運んでおくのがオススメです。
時間帯も様々な時間帯に見学を行い、周辺で騒音トラブルやご近所トラブルがないのかを下調べしておくと良いでしょう。
住む時の年齢に応じて、数年先を見据えたライフスタイルの事も考えて建売を選ぶのも重要です。
現在は二人暮らしでも、子供が生まれる場合や親と同居する場合、環境の変化が起こる想定も頭に入れておきましょう。

著者:釘宮遥

筆者プロフィール

佐賀県小城市生まれ。
建売に関する記事を書いています。
小城市で建売を買う